2022年の株価は乱高下を繰り返し、ボラティリティーが激しいジェットコースター相場なので、上がり始めれば「底を逃したか?!」と不安になり、下がり始めれば「高値を掴んだ!利確しておけばよかった!」と不安になる毎日が続いています。
長短金利差が逆転すれば、その約1年後にはリセッション入りをすると言われており、リセッションがもうすぐ起こると真しやかに囁かれ始めていますが、米国株のリセッション入りはすぐそこなのでしょうか?
今日は、住宅価格から米国のリセッションがすぐにも来るのかどうかを考えたいと思います。
【本当?】米国株リセッションはすぐに米国株リセッションはまだ先。ケース・シラーより
FRBのパウエル議長はインフレは一時的と過去にずっと述べていましたが、それは誤算でした。インフレは高いままで毎月前月を凌いでいます。彼はインフレは利上げに伴い、2023年にはかなりインフレ率は下がり、2024年にもインフレは落ち着くだろうと述べていますが、今後は本当に信じていいのでしょうか?
住宅関連のインフレ指数は住宅価格に18か月遅行

住宅関連のインフレ指数は住宅価格に18か月遅行すると言われています。
米国の住宅価格は、全米の主要都市圏の一戸建て再販価格を集計しているケース・シラー住宅価格指数で確認できます。ケース・シラー住宅価格指数は米国の住宅価格の水準を示す指数で、正式名称は、S&P CoreLogic Case-Shiller Home Price Indices(S&Pコア・ロジック・ケース・シラー住宅価格指数)といいます。
住宅関連のインフレ指数(CPI)はケース・シラー住宅価格に約1年半遅行するといわれているのですが、その住宅価格は今ピークを付けています。つまり、18か月後である約1年半後も米国のインフレ指数であるCPIは高止まりしていると推測できます。
インフレ指数は小麦やコーンなどの食料品や、ガソリンなどのエネルギー関連の値上がりが注目されますが、人々の消費の中で一番大きな部分を占めるのは住宅価格です。この住宅価格が今ピークを付けているということは、18か月後もインフレ指数は高いままであると推察できるのです。
住宅価格が高進するということは、人々が高い家の購入に意欲的ということで、景気がいいということです。リセッションをする状況ではまだないと言えます。米国がリセッション入りするという懸念は、まだ必要ないのではないでしょうか?
リセッション入りをすると言えば、利上げペースに水が差され、ナスダックなどのハイテク関連株が上がりみんなが大好きなGoogleやAmazon、Meta、Apple、MicrosoftなどのGAFAM株が大暴騰するので、みんな希望的観測からそういっているのでは?という気がします。
住宅購入って、人生の一大事ですよね。超長期投資です。住宅価格は、超長期の資産形成なので、株価などのように一喜一憂して乱高下しません。目先のニュースに左右されて大きく乱高下する種類のものではありません。ケース・シラーの住宅価格が現在高いということは、1年半後のインフレ指数も高い確率で高いままだろうと言えると思います。
まとめ

ケース・シラーの住宅価格指数が上昇しているので、まだインフレが収まるとは言えない状況だということを見てきました。ケース・シラーの住宅価格指数は住宅関連CPIに18か月先行しているということは覚えておいて頂ければと思います。
FRBのパウエル議長の「インフレは一時的」という言葉をそのまま信じてはいけなかったということをちゃんと覚えておきたいと思います。インフレは彼が言う通り、2023年、2024年には収まるという考え方は甘いという見方も同時に持っておきたいと思っています。
FRBはインフレを退治するために今年も来年も利上げをどんどん行いますが、それでもインフレ指数が落ちてこない場合、市場は落胆して株価が下がる場面が今年は何度もあるような気がしています。
そんなとき、リセッション入りだと騒げば、金利を上げない、もしくは下げる期待が高まり、ナスダックやハイテク株GAFAMなどが上がる局面があるかと思いますが、またインフレ指数の高止まりを目の当たりにして、株価下がるといったことを繰り返す気がします。
このような相場では、金やバリュー株、高配当株の方がパフォーマンスが良いのではないかと思います。今年は一筋縄ではいかない相場になりそうだと思っています。
短期投資と長期投資はしっかり分けて相場を見ていきたいと思います。
投資はいつでも自己責任でお願いします。
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