皆さんは年金に関してしっかり理解されていますか?
私はアラフォーで、65歳までには約20年あるのですが、最近になって自分が65歳になって年金をもらえる年齢になったとき、いくらくらい貰えるのか、シミュレーションをしたりして、何歳まで働くか、そのあとどのように生活していくかいろいろなパターンを想定して楽しんでいます。
世間の皆さんは、何歳ぐらいから年金に関して関心を持ち始めるのでしょうか?
いざご自分が65歳になったとき、ご自分の資産に満足できているか考えたことはあるでしょうか?
今回は、みなさんが公的年金制度に関心を持った年齢はいくつくらいなのか?
公的年齢について何を知りたいと思っているか?見ていきたいと思います。
【統計実態】公的年金制度に関心を持った年齢は?いくつ?
2018年11月に内閣府が全国の満18歳以上の人を対象に行った「老後の生活設計と公的年金に関する世論調査」を見てみると、以下のような結果でした。
年金制度に関心を持った年齢
20代から歳をとるごとに階段式に関心を持つ人が増え、50歳~59歳が一番多いですね。
60歳までにはみなさんいろいろ調べられているようですね。

関心がないという、つわものも一定数いますね。
年金なんて必要ない富豪か、年金払っていないなどで年金をあてにしていない方々でしょうか。
公的年金の仕組み等についての認識
公的年金制度の仕組みや役割についての認識については、 「物価等変動に応じて調整される」ということを知らない方が多いようです。

公的年金の年金額は毎年変わるの?
実際にもらえる年金の金額は「ねんきん定期便」通りなのでしょうか?
いいえ、違うんです。
公的年金の年金額は、毎年、賃金や物価の変動などを考慮して改定されています。
「ねんきん定期便」には将来私たちが受け取れる予定の年金額が記載されています。
ですが、それはあくまで見込み額であって、実際の年金額は毎年見直されます。
インフレなどにより、年金額の実質価値が目減りしてしまわないように配慮してくれているんですね。
ですが、2021年4月には法改正があり、経済成長下でもデフレであれば、年金額が増えないようになりました。日本では長年賃金上昇があまりないのですが、賃金が上がっていない中で年金額だけ物価上昇率に合わせるこれまでの仕組みでは、給付と負担のバランスが悪くなり、年金の仕組みが破綻してしまう可能性もあります。現役世代にばかり負担がかかりすぎるということですね。そこで、「年金額は現役世代の賃金の伸びに合わせる」という年金制度の基本に立ち戻ったルール改正が行われました。
年金額は実際、減っている・・・
実際、2012年に230,940円であった年金は、2021年では220496円です。1万円以上下がっているんですね!
※上記金額は、厚生年金に加入する会社員の夫(44万円程度で40年就業)と専業主婦の妻のモデル世帯の例です。
年金制度に関して知りたいこと
年金制度に関して知りたいことを尋ねた質問では、「どれくらい年金がもらえる見通しか」が多かったです。

運用状況が知りたいという、理論派もいますね。
トレーダーか投資家でしょうか。
【使ってみよう】ねんきんネットでFIRE後の年金シミュレーション
ねんきんネットで簡単シミュレーション
自分がどれくらいの年金をもらえるかは、「ねんきん定期便」で確認するのもいいですが、「ねんきん」ネットで自由にシミュレーションできます。
ねんきんネットを使うには、下記2種類の方法があります。
- マイナポータルからアクセス(マイナポータルアプリを使えるスマホかICカードリーダーが必要)
- IDとパスワードでアクセス(IDを頼むと数日後にハガキで届きます)
将来の年金額の試算
将来の年金額の試算は下記2パターンあります。
- 簡単試算 (現在状況継続)
- 詳細条件試算 (今後の状況を自由に設定)

簡単試算は、現在の状況が継続されると仮定して、将来受け取れる年金を即試算してくれます。毎年贈られてくる「ねんきん定期便」に載っている金額ですね。
詳細条件試算は、この後の働き方を変更した場合の状況を自由に設定してシミュレーションできますので、FIREやセミリタイヤを予定している方に便利です。
年金繰り下げのメリット

年金は65歳から受給せず、受給開始を遅らせれば、受け取れる年金を増額してくれるというお得な仕組みがあります。
1か月繰り下げるごとに0.7%増額になります。
銀行の金利よりかなりお得です。
割増額一覧は下記です。

最大70歳まで繰り下げることができ、その場合42%増額になります。
0.7% × 60か月(5年) = 42%ですね。
10万円もらえる予定の人であれば、14万2千円貰える計算になります。
結構な、増額ですよね!この増額が一生涯続きます。
年利8%です!!
資金に余裕がある方の場合は、なるべく自分の資金を食いつぶしてでも、年金受給を遅らせた方が賢いかもしれません。
※2022年4月からは75歳まで延ばせるようになる予定です。繰下げ1カ月あたりの増額率は現在の制度と同じ0.7%で、75歳0ヵ月まで繰り下げると84.0%の増額となります。
年金の勉強、何でしてる?
年金の理解を拡げるために何を利用しているかを見てみますと、テレビを利用している方が一番多いようです。

テレビは受動的で能動的ではないので、たまたま流れたテレビから年金情報を偶然に仕入れているようですね。
能動的に、主体的に調べてみる価値も十分あると思います。
もらえる額が分かっていると、いつまで働けばいいかも逆算できますしね。
お金の世界って、知っているのと知らないことで生まれる差って、結構大きいんですよね。
ちょっと小難しくて、手が付けにくいことって、youtubeなどを利用すると、分かりやすくていいですよね。
まとめ【統計実態】公的年金制度に関心を持ったのはいくつのとき?

どれくらい年金を受け取れるかわかっていると、資産形成の目標が立てやすくなります。
65歳になったときに「え?足りないじゃん!まだ働かなくちゃ!」とならなくてよいように、早くから年金に関して学ぶことも大事だと思います。
貰えないかもとか、どうせ減らされるし・・・。と避けてしまうんではなくて、現状はどうなのかを知っておくことは十分有益だと思います。
繰り下げのメリットもありますので、資産を形成できる人で、長生きに自信がある方は、考慮してもよいかと思います。
色々勉強をしながら、時間を掛けて自分の最適解を見つけていきたいと思います。
これからもよろしくお願いします。
(投稿は基本偶数日のみにしたいと思います。よろしくお願いします。)
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今回の記事は内閣府のデータを参考にしました。
老後の生活設計と公的年金に関する世論調査 -内閣府 (gov-online.go.jp)
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