ボラティリティーの激しい相場が続いていますが、皆さんはメンタルヘルスを保てていますか?
相場は決算の結果や業績と言ったファンダメンタルズだけで動くわけではありません。株価は2年先を見ているとよく言われますが、株価は実体経済の鏡では決してなく、人の心理、強欲と恐怖、希望、失望、楽観、悲観と言った悲喜こもごものセンチメントで動いています。
コロナ禍で実体経済との乖離がまことしやかにずっとマスコミで語られてきましたが、そもそも株価は実体経済とイコールなんかでは決してないので、乖離していて当然なのに…と思いながら眺めている方も多かったのではないでしょうか。株価が実体経済を表すなんて、そんな数式はどこにもありません。実体経済を測りたいなら、他の指標を参考にすればいいだけです。
今回は、秋の空や女心より分かりにくく予測しにくい、そんな相場とどう付き合えばよいか、考えてみたいと思います。
【もっと暴落?いつ下げ止まる?】相場は人の心理で動く心理ゲーム
色々な意見はありますが、相場は決算や業績、ニュースと言ったファンダメンタルズ3割、センチメント7割で動くともいわれています。
相場は人の感情の総意で動きますので、そういう意味ではとても民主的だと私は思っています。相場は難しいとよく言われますが、とても人間的で泥臭いと思うんです。職場や学校でも一番難人を悩ますのは人間関係で、一番よく分からない永遠の課題も人間関係ですので、相場が難しいというのも、相場が人間の感情の総意であると考えると、すごく納得がいきます。
こういう相場の時、長期投資を決め込んでいる人は、「全く相場は見ない、忘れておく」という方もいます。確かに、ある証券会社の調査で一番運用成績の良い層は、「亡くなっている方」だったという結果が出ていたのを見たことがあります。まさに、下がったところでパニック売りをしたり、損切したりせずに、腰をすえての長期投資が一番運用成績が良かったという結果です。
ただ、こういったボラティリティーの激しいときに 「全く相場は見ない、忘れておく」 というのもある意味もったいないことです。自分の投資モットーは守りつつ、数%で波に乗ってみたり、リバランスやローテートをするのも挑戦してみてもいいかと思います。
ほら、上の写真のジェットコースターの乗客を見て下さい。みんな笑顔で、落ちていくのを楽しんでいます。落ちても、またちゃんと上がり、最終的には地上に着地できるのが分かっているので、ある意味冷静に落ちていくのを笑って楽しめているんです。
投資においても、必要なメンタルですので、上の写真は「暴落時の精神安定剤」として載せておきました。笑
暴落時はやはり、何といっても現金が神です。暴落時にどのくらい現金を保有できていたかで、その後の成績が大きく左右されます。この時期ばかりは、いつもより多めの現金を準備して、暴落を虎視眈々と狙うのが賢い投資家だと思います。
まさに今が準備の時です。
人間の強欲と恐怖、希望と失望のシーソーゲーム

相場にいれば、必ず暴落は来ます。人間の強欲と恐怖、希望と失望のシーソーゲームです。
感情が無い人はいないように、人が売買する相場にも感情が移ります。そして相場は人の感情により大きくうねります。でも、ずっと怒り続けていたり、怯え続ける人がいないように、暴落も必ず止まります。そして、平常心に戻ります。
冷静な奥さんも、たまに堪忍袋の緒が切れて、カンカンになるけど、しばらくすると、ちゃんといつもの優しい奥さんに戻ってくれるのと同じです。
暴落は当然あるものと認識して、冷静に準備し、必要以上に恐れず、逆に暴落時に冷静に買い向えるメンタルを持つためには、ある程度の投資年数と積極的な投資経験が必要になってきます。
【おすすめ/暴落時の備え方】まとめ 勇気をもって買い向え!

暴落は永遠に続きません。必ず下げ止まります。今年は例年と違いテーパリングがあるので何とも読むのが難しいですが、例年ですとクリスマス商戦の始まる11月末から年末年始にかけ株価は上昇をすることが多いです。お歳暮みたいだな~と思いながら毎年見ています。
ですので、暴落時は恐れず買い向かう気でいます。ですが、「暴落時に買う!」と心に誓って2、3年そのタイミングを虎視眈々と狙っていた人でも、いざ暴落の最中にいる時は、「このまま下がり続けるかもしれない・・・」「すべて失うかもしれない・・・」という恐怖に、人間ならだれでも押しつぶされそうになります。
「暴落時に買う!」 メンタルを気丈に保ち続けることは、なかなか難しいものです。これは、人間ならではの特徴なのでしょうがないことです。暴落時に買い向かいたい場合は、しっかりその動きを見ていないといけませんが、長期保有組の含み損を見るのがいやで、しばらく市場の動向を気にしたくないという気持ちにもなります。そして、やっと見る気になったときには、もう上がってしまっている…。なんてことも、よくあることです。
せっかくのチャンスを恐怖のために、見ない振りして逃してしまうのです。
「暴落時に買う!」と言っても、どこが本当の「底」かなんて、誰にもわかりません。投資の神様と言われるウォーレン・バフェットにもわかりません。
ですので、暴落時の購入は、何回かに分け、買い下がっていく勇気が必要です。
その時には、相場は得体のしれないものでなく、民主的な投資家の総意により動いているという。人々の感情が相場を動かしているということを思い出してみて下さい。冷静さを取り戻すよいギアになるかもしれません。
さあ、もうすぐ暴落はやってきそうです。ちゃんと目を開けて、そのチャンスをものにしましょう!
投資は自己責任で!
暴落に関するその他の記事はこちらにも書いています▼▼▼
【危険?暴落?】米国テーパリング2021年10月にも開始か? – シングルマザー投資家 はなおままのブログ (hanaomama.com)
【解説】2021年7月27、28日のFOMCの内容を分かりやすく解説 – シングルマザー投資家 はなおままのブログ (hanaomama.com)
FIREのための株式投資は短期投資と長期投資を分けて下記の証券会社の利用がお勧めです。
SBI証券:https://site2.sbisec.co.jp
楽天証券:https://www.rakuten-sec.co.jp
このブログはFIREに向けての副業のため、下記サイトを見て作りました。
ヒトデブログ:https://hitodeblog.com/
FIREのための株式投資は短期投資と長期投資を分けて下記の証券会社の利用がお勧めです。
SBI証券:https://site2.sbisec.co.jp
楽天証券:https://www.rakuten-sec.co.jp
他のおすすめ記事はこちらです。↓↓↓ もしよろしかったら読んでみて下さい❤
コメント