景気が今、どの局面にあるかによって、人気のある業界、業種は移り変わります。
それでは、2021年後半から2022年にはどのようなセクターに人気が集まるのでしょうか?
歴史は繰り返し、景気は循環しますので、これから起こりうるサイクルを予習して見ておきましょう。
【先読み!株価予想】株式市場でどのセクターが人気になるか?
景気の強弱と、金利の高低がセクターローテーションに強く関係します。
下記は、それを表わしたコンテクスチュアル・インベストメンツの有名な図です。

実際に、コロナ禍をモデルに上記の図を具体的に見ていきましょう。
景気が弱いとき

コロナで景気が弱いとき、 食料品や飲料品、日用品などの消費安定商品株は強かったですよね。
景気が弱いとき、投資家はリスクの少ない安定株に資金を移します。
景気がどんなに弱くても、食料品や飲料品、日用品などの消費安定商品は必要です。
また、リスクの大きい株式より、債券や金にお金が流れます
金融相場(金利が低い、デフレ)

景気が悪いとき、金利は上がりません。
金利が低いと、人々は銀行にお金を預けようとせず、消費にお金を回します。お金を回さないと景気がさらに後退するので、国は金利を上げられません。
そのような状況下では、景気により価格が変動しない通信やヘルスケア関連の人気が高まります。
景気が弱くなってくると、世界各国の中央銀行は金融政策を行いお金を刷って、株価を安定させようとします。
コロナ禍でもアメリカのFRBがお金をじゃぶじゃぶ刷って金余りの状態になったり、日銀が買い支え株式の暴落を防ぎました。
コロナでこんなに景気が悪いに、なぜ株式が上がるの?実態と相場が乖離している!とたくさんニュースが出ていましたよね。
景気が強いとき

景気が回復してくると、売られ過ぎていたハイテク株に人気が集まります。
金利が低いとハイテク株は割安になりますので、割安なハイテク株に買戻しが入るのです。
とはいえ、まだ回復基調に乗ったばかりで、自力で歩けない企業は買いが集まらないので、中小議場よりは、Googleやアマゾン、フェイスブック、アップル、マイクロソフトなどの、いわゆるGAFAMといった大企業に人気が集まります。
インフレが高まり金利が上がる時

景気が回復し、物価も堅調に上がり始めインフレ傾向が強まると、コモディティーに人気が出てきます。素材株や工業株があがりはじめます。
景気が強くなる局面では、長期金利があがるので、長短金利差が拡大し、銀行の収益拡大につながります。銀行は長短金利差の利ザヤで儲けるからです。そのため、この局面では金融セクターも人気化します。
景気が良くなってくると、給与も気分も上がり、人はお金を使い始めるので自動車や宝飾品といった贅沢品関連が好調になります。
また、景気が強くなってくるので、景気を回すのに必要なエネルギー関連が高くなります。
景気は回る
いかがでしたでしょうか?
コロナで短期間に上記サイクルが行われたので、「思い当たる節がある!」「なるほど!ほんとだ!」と思われた方は多いのではないでしょうか?
通常は、もっと長いスパンで上記サイクルが行われるので、肌感覚としてつかみにくいですが、コロナ禍では暴落も回復も早かったので、景気サイクルの勉強としてはとっても良い機会だったと思います。
アメリカの長期金利を見てみましょう
アメリカの長期金利は、下記のグラフのように上昇しており、2021年10月10日現在の水準は1.612辺りでです。

ひたひたひたひたと上がってきております。
長期金利が4%を超えてくると、バブル崩壊の危機を視野に入れるのがいいかと思います。
日本のバブルが崩壊したとき、確か金利は6%くらいだったと思います。
まとめ 【先読み!株価予想】株式市場でどのセクターが人気になるか?
金利が上がってきている今、エネルギー株は絶好調ですよね。
金利が上がると利ザヤで儲ける銀行株も好調になります。
2021年後半から2022年にかけて、いよいよ金融相場が終わりそうです。
金融相場が終わると株価が下がると懸念されている方は多いですが、そもそも金融相場が終わるということは、企業が自力で成績を上げられるという状況になったとの判断ですので、本来は喜ばしいものです。
つまり、金融相場終焉による一時的な暴落局面は、絶好の買い場ともいえます。
2021年後半から2022年にかけて、いよいよ金融相場が終わり、業績相場に突入しますので、力のある会社の株は上がっていくと思われます。今まで売られ過ぎている業界のトップランナーを見付け、投資してみるのも面白いかもしれません。
色々研究をしてみる良い機会ですね。
投資は自己責任で。
この記事が、少しでもお役に立てたなら幸いです。
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