【株価暴落のカギをにぎるのはコレだ!】QTを解説

FIRE・副業・運用

FRBにFOMC、量的緩和にテーパリング、利上げなど、米国株投資をしていると色々と金融政策に関するワードが目白押しですよね。

今はみんなが注目していたテーパリングが決定し、利上げも射程圏内です。どこかで株価が暴落する局面もあるかと思いますが、暴落のラスボスは何といっても、「QT」です。

「QT」はまさにラスボスなので、これまであまり話題に上がっていませんね。

今日は、ラスボス「QT」に関して解説していきたいと思います。

【株価暴落のカギをにぎるのはコレだ!】QTを解説

「QT」とは、 Quantitative Tightening の略で「量的引締め」のことです。金融政策正常化の最後の総仕上げ的な役割があります。

「QT」とはアメリカの中央銀行である 米連邦準備制度理事会(FRB)が保有している米国債などのうち満期が到来した分につき、再投資せず償還させることで、中央銀行のバランスシートを段階的に圧縮する作業のことをいいます。

つまり、これは金融緩和によってFRBがたくさん買い集めてきた債権を市場に放出する作業のことです。FRBの資産を売却し、買い戻さないため、資産は減ることになります。買い集めた債権をFRBが保有し続けていると、需給を引き締めてしまい、長期金利が上がりにくい状況になります。そんな中でFRBの政策通り政策金利を引き上げていると、長短金利差が縮まり、さらには逆転してしまう懸念もあります。長短金利差の縮小、逆転は、景気後退の兆しとなりますので、避けたい状況です。それを阻止して、長期金利を順調に上げていくためにも、金融緩和の総仕上げとして、「QT」はしなくてはいけない作業になります。

とても分かりやすく言うと、QTというのはFRBの金庫にある債権を売り払って無くし、その代わり、市中でインフレを巻き起こしている現金たちをFRBの金庫に呼び戻し市中のお金を減らして、インフレを退治する作業です。

ただし、この「QT」市場へのインパクトは絶大ですので、相場の暴落を呼ぶことがあります。

前回は、米国では2017年10月から2019年7月にかけて実施しました。下のチャートを見るとこの間の株価、下げてますよね。下の赤枠の部分は、2017年10月から2019年7月にかけてのS&P500指数の動きです。結果的に株価は上がっていますが、この間に何度か大きな下げがありますね。つまり、あとで見るとこの下げの局面が、「買い場」だったということになります。

出典:楽天証券

2018年の年初に12%下げ、2018年後半では20%下げました。

「QT」は2023年3月頃?

今後の利上げは0.25~0.3%くらいずつ段階的に年3回くらいで上げていくことになるかと思いますので、目安となる政策金利1%になるのは、2023年3月くらいが想定されています。

目安となる政策金利1%になると、「QT」が発動される想定です。

このあたりで2018年のように、株価は12%程度下げるかもしれません。QTが本格化するのは、2023年3月から1年後である2024年3月辺りの想定ですので、このあたりでは、2018年の時のように、株価は20%くらいの暴落が来るのではないかと、現段階では予測ができるかと思います。

【おさらい!】量的緩和、ゼロ金利政策、テーパリングって何?

量的緩和とか、ゼロ金利、テーパリングとか、まるで誰でも知っているかのように耳にするけど、正直一体何のことか、…良く分かっていないからうまく説明できない・・・という方向けに、簡単におさらいしておきましょう。

2023年3月にコロナで株価が暴落した際、景気後退を懸念した米国の中央銀行である米連邦準備制度理事会(FRB)は同2023年3月に「ゼロ金利政策」と「量的緩和」を発表しました。

この二つは、景気後退局面で出す『必殺技』です。

この二つの中でも順番があり、一番バッターは「ゼロ金利」君です。

ゼロ金利政策

さあ、景気後退局面で、ちょっと地味ですが、スタミナがあり息長くプレーできる利上げ君がバッターボックスに立ちました。彼はじわじわ本領を発揮する亀さんタイプです。

ゼロ金利政策というのは、政策金利を0~0.25%に引き下げるというもので、資金繰りに困っている企業や個人がお金を借りやすくして、なんとかお金を使い、景気を回してもらおうというものです。

景気後退局面で出される必殺技の第1弾は、この「ゼロ金利」です。

量的緩和

まず、段階的に政策金利を引き下げていき、それでも効果がなく景気悪化場みられる場合、2番バッターとして、量的緩和君がバッターボックスに立ちます。

この量的緩和君は、派手なパフォーマンスが得意ですが、スタミナはありません。短期決戦型です。

量的緩和というのは、今回の場合で言えば、毎月800億ドルの米国債と、400億ドルの住宅ローン担保証券の合計1,200億ドルを買い付けて市場に大量のお金を回すものです。

量的緩和君のインパクトはものすごいですので、市場はお祭り騒ぎになり、暴騰します。2020年、2021年の相場がそうでしたよね。コロナ祭りで大儲けした人は多かったと思います。

投資家は下降トレンドになりようがない市場で、羽を伸ばして思いっきり儲けることができました。ニュースでは、「実体経済と乖離している、これはおかしい」などと報道されていましたが、「何言ってるの?お金じゃぶじゃぶ祭り中なんだから当然じゃない?テーパリング開始されるまで、上がるでしょ普通に・・・」と思っていた投資家は多かったと思います。

テーパリング

投資家は永久に量的緩和君にバットを振っていて欲しかったですが、量的緩和君はスタミナがありません。永久にこんなことしていられません。景気が良くなったね、もう自分一人で頑張れるね・・・とFRBが判断すれば、FRBはこの量的緩和君の仕事を段階的に減らしていきます。

量的緩和君は2番バッターから引退になります。量的緩和君は、あとで登場して先に下げられる。登板時間が少ないんですね。パワーありすぎて継続できないタイプです。

これがテーパリングです。いきなり量的緩和をストップしてしまうと、心臓麻痺を起こして市場がパニックに陥るので、徐々に減らしていくんです。

今回は2021年11月のFOMCで、2022年3月までにテーパリングを完了すると発表されましたね。これは、以前の想定の2022年6月よりも3か月も早く、はやめにお祭り騒ぎを終わらせないと、インフレが大変なことになる・・・という判断によります。

利上げ開始

量的緩和が解消されると、今度はゼロ金利だったものを徐々に利上げしていきます。

初めから登板していて出番の長かった1番バッター君の引退劇です。力を温存しながらゆっくりやるタイプで長くプレーできるタイプでした。

まず、1%にまで金利を上げていきます。政策金利が1%になると次は、金融政策正常化の最終段階に入ります。

ラスボス 「QT」(量的引締め)発動!

金融政策正常化の 最終総仕上げは、「QT」と言われる量的引締めです。

金融緩和によってFRBがたくさん買い集めてきた債権を市場に放出するのです。つまり売るのですね。ですから相場はショックを受け暴落しやすくなります。

前回は、米国では2017年10月から2019年7月にかけて実施しました。この間の株価は2018年の年初に12%下げ、2018年後半では20%下げました。

米連邦準備制度理事会 (FRB)と 連邦公開市場委員会 (FOMC)

この一連の流れを決定する、相場の船頭さんが米連邦準備制度理事会(FRB)であり、それを決める会合を連邦公開市場委員会(FOMC)と言います。

まとめ【株価暴落のカギをにぎるのはコレだ!】QTについて解説

暴落と聞くと、相場が悪い、景気が悪い印象を持ちますが、それは違います。量的緩和終了も、利上げも、「QT」発動も景気が良いときの政策ですので、一時的に下げたとしても、その後株価は上がります。つまり、絶好の買い場を与えてくれる状況を作ってくれるんです。

なんて親切なんでしょう。。。!

という状態です。こういうカラクリを知っていると、大分落ち着いて暴落に向き合えますし、安心して買い向えます。

アメリカの景気拡大局面は8年続くと言われていますが、今はまだ2年目であと6年残されています。先の2年で上げ過ぎている分、2022年は一旦小休止をとっての調整期間が必要です。調整後はまた上に向かうと考えられています。

つまり、2022年は絶好の買い場になると思いますので、しっかり準備をしていきたいと思います。

FRBが利上げをするということは、景気がいいということをしっかり認めていて、利上げをしても経済がうまくいくと考えての行動ですので、利上げにより一時的に株価が下がる場面は、絶好の買い場になると思います。利上げというのは、景気拡大局面で行う『技』で、利下げというのは景気後退局面で行う『技』だからです。

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