株価が上がった下がったはとても気になりますが、重要指標を元にに世の中の動きを見てみると、株の売買を図るタイミングの参考になります。
今日は、注目したい重要指標を「需要と供給の面」からカテゴリー別に見ていきたいと思います。
【重要】鳥の目で上から眺めたい 今の相場
経済は需要と供給で成り立っているということと、FRBなどの中央銀行は、需給のうち一方しかコントロールできないため、どちらの指標が強いのか、はたまた沈静化しているのかを知るのは、相場の流れを知る上でとっても重要です。
株価だけに囚われず、鳥の目で経済全体を俯瞰して、相場全体を俯瞰する目を持つということです。
では、早速見ていきましょう。
供給側(FRBなどの中央銀行がコントロールできない)
市場に製品を「供給する側」が今どんな状態かを表す指標の代表選手には下記のようなものがあります。
- 原油価格
- 鉱工業生産指数
- 設備稼働率
- 住宅着工件数
こちらが予想を上回る強い数字が出ると、供給側は十分で、市場が欲しい製品を十分準備することができる状態と言うことで、景気が強いことを表します。
また、十分な量があるため、価格の安定も図れるためインフレの懸念も和らぎます。
逆にこれらが弱いと、景気が悪い懸念と、供給不足によるインフレを招く恐れがあります。

需要側(FRBなどの中央銀行がある程度コントロールできる)
市場がどれほど製品を欲しているか、「需要する側」が今どんな状態かを表す指標の代表選手には下記のようなものがあります。購買する側のニーズです。
- 小売売上高
- 中古住宅販売件数
こちらが予想を上回る強い数字が出ると、需要側は十分で、消費者の購買意欲が旺盛であり、景気が強いことを表します。ただ、強すぎると、ニーズが勝り価格の安定が崩れる懸念があり、インフレの懸念が出てきます。
ですので、ここが強すぎると、FRBは金利を上げるなどの金融引締めを行い、「金利が高いよ~。銀行にお金を預けておく方が得だよ~。買い物に行くなよ~」とコントロールしてきます。
インフレを抑えたい状況では、これらの指標が小さめに出てくると、FRBによる金融引締めはないので、投資家は安心します。金利が上がるとPERが下がり、株価には悪影響ですからね。

景気自体を表す指標
こちらは、今の景気がどうかを表す代表指標です。
- 製造業景気指数
- 住宅市場指数
- 小売売上高(GDPの70%は個人消費が占めるため)

これらの指標が悪いと、景気後退を示唆するので、株価には当然マイナスです。
これらの指標が連続して悪いかどうかはリセッション入りを示唆してくるため特に敏感に見たいところです。
まとめ

供給量(売りたい商品の量)よりも、需要量(買いたい商品の量)が少ないとき、商品が売れ残るので価格は下がりますよね。ワゴンにいっぱい入っているあの値引きされた商品のイメージです。
一方で、需要量(買いたい商品の量)よりも供給量(売りたい商品の量)が少ないとき、商品が市場に足りなくなるので取り合いになります。買占めが起こった入りして、価格は上がります。ないと言われると不安になり、欲しくなるものですよね。
アメリカのFRBのパウエル議長も繰り返し言っているように、需給のうちの需要側のインフレはFRBなどの中央銀行がある程度コントロールできますが、供給側のインフレ問題は、FRBの管轄外です。
そのため、供給側のインフレが鎮静化してくれるとFRBの政策がうまくいく可能性が出てきます。逆に供給のインフレが収まらないと、FRBの政策も濡れ手に粟になってしまいます。FRBには打つ手がありませんから・・・。
パウエルさんは祈るしかないですね。
毎日毎日株価ばかりを気にせず、鳥の目で相場を上から眺めて、どんな力が働いているか、どんな波が遠くから押しよせようとしているか、しっかり見ていきたいなと思います。
投資はいつでも自己責任でお願いします。
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