三菱UFJフィナンシャル・グループ の株価が下げていましたが、今上げに転じかけています。三菱UFJフィナンシャル・グループ は言わずと知れた、国内最大の民間金融グループです。銀行、信託、証券、カード、リース等の金融関係の会社で日本以外にもアメリカやアジアで成長しています。
コロナが収束し初め、業績相場となっていく今、銀行株はどのように動くのでしょうか?
三菱UFJフィナンシャル・グループ は今は買い時なのでしょうか?
【下落トレンド脱却?】三菱UFJが買い時?買う?買わない?
まずは、お決まりの決算を見ていきたいと思います。
三菱UFJの決算
2021年8月2日発表の三菱UFJ の第一四半期の決算短信を見てみましょう。
経常収益はマイナス、経常利益は大幅プラス、純利益大幅プラスです。

売上高は厳しい状況が続いていますが、経常利益は、コンセンサス予想の335,000百万円に対し、結果460,323百万円と37.41%の大幅にプラスでした。会社予想に関しては純利益しか開示がないため比較できませんでした。進捗率も大きく先取りしており、会社予想に対して45%に達しています。会社予想より強気のコンセンサス予想に対しても、進捗率は39%近くに達しているので順調です。
進捗率というのは、年に4回ある四半期決算で、1年の予想をどのくらい達成しているかというものです。例えば第1四半期だと25%は超えていないと、遅れているということになります。ただ、毎年第4四半期は成績が悪くなりがちなので、それを加味してみておく必要があります。そいう視点で見ても進捗率45%は立派です。
次回の決算発表は11月15日の予定ですので、こちらも注目してきたいと思います。
また、アナリストは増収増益を予想しています。会社予想より、アナリスト予想が高く、強気です。
モーニングスター社のアナリスト予想は「買い」
モーニングスター社のアナリスト予想は「買い」でした。
下記に引用しておきますので、ご参考ください。
22年3月期第1四半期の連結業績は、大幅な最終増益となった。業務粗利益は前年の国債等債券関係損益がはく落し減少したが、このうち資金利益は海外や国内大企業向け貸出の利ざや改善に加え、外貨投信解約益により増収となり、信託報酬+役務取引等利益は国内資産運用ビジネスやファースト・センティア・インベスターズの手数料収益等により増収となっている。純利益の通期目標に対する第1四半期時点での進捗率は45%に達する。投資判断は「買い」とする。(2021年8月12日更新)
出典:モーニングスター社
私は結構参考にさせてもらっています。
三菱UFJの配当金

三菱UFJの配当金も見てみましょう。
配当利回りは4.24%です。やはり金融系は配当利回りいいですね。
予想配当利 | 4.24% | 予想1株配当 | 27円 |
---|
配当金の27円というのは、増配予定になっているということで悪くないと思います。昨年25円でしたが、今期予想は27円です。
下記が決算短信の抜粋です。シッカリ、増配予定と言うことが見て取れますね。

私は今1,300株保有しているのですが、配当金は昨年ベースで半期で16,250円でした。今年は増配予定ですので、もっと良くなる予定ですね。楽しみです。
三菱UFJの株価
こちらが三菱UFJの株価チャートです。
2021年8月末頃から一気に上昇トレンド入りし調子が良かったのですが、配当権利落ち後の9月28日に688円の高値を付けてから下降トレンドでした。そしてやっと10月末から株価が上向きになりましたが、価格帯出来高の多い650円付近で跳ね返されています。これから下に行くのか?上に行くのかがみどころです。

一旦、紫色の25日移動平均線を超えてきているので、良い買いのタイミングには見えましたが、650円辺りで価格帯の出来高が重いので、跳ね返されて下げに転じていますね。雲がぶ厚すぎて上に行きにくいようです。
価格帯出来高とは?
価格帯出来高は、とはそのあたりで売買している人がどのくらいいるかを表した帯です。
その価格で売買をした人がどのくらいいるかを表しています。上の図のグレーの横棒グラフが価格帯出来高です。そのあたりまで価格が戻ってくると損益分岐点になるため、売ってくる人が増え、価格が上に行きにくいという事があります。

一般的には、価格帯出来高を上抜けた時点で購入する方が、上値に抑えられ跳ね返されて下げる確率が減るので、勝率は上がるのかなと思います。
下がっているときに買いに行くのではなくて、しっかりリバウンドしてから、価格帯出来高を超えたタイミングで買いに入るのが騙しあげに騙されずに済む方法かなと思っています。実際それでも騙される時も多々ありますので、投資は難しいのですが・・・。
三菱UFJ現在の利益は25万円
私は450円の時に1300株購入しましたので、含み益が25万円ほど出ています。
業績相場になり金利の上昇があると、利ザヤで儲ける銀行業は上向きになると思いますので、配当金をもらいながら、このまましばらく長期保有していこうと思っています。

三菱UFJの割安指標
三菱UFJのPBRは0.47倍です。
PBRは1以下だと超割安なので、とっても割安ということになります

PBRの説明については下記をご参考ください。
割安かどうかを判断する指標PBR
略 | 英語 | 日本語 | 説明 | 見方 | 算出方法 |
PBR | Price Book-value Ratio | 株価純資産倍率 | 株価が1株当たり純資産(BPS:Book value Per Share)の何倍まで買われているか、つまり1株当たり純資産の何倍の値段が付けられているかを見る指標 | 1倍以下であれば割安 | 株価を1株あたり純資産で割って算出 |
まとめ 【下落トレンド脱却?】三菱UFJが買い時?買う?買わない?

今回は三菱UFGを見てきました。
いかがでしたでしょうか?
景気が回復し、物価も堅調に上がり始めインフレ傾向が強まると、コモディティーに人気が出てきます。素材株や工業株があがりはじめます。
景気が強くなる局面では、長期金利があがるので、長短金利差が拡大し、銀行の収益拡大につながります。銀行は長短金利差の利ザヤで儲けるからです。そのため、この局面では金融セクターも人気化します。
2022年にかけて、金融株は面白いかもなと思いながら見ています。
シッカリと価格帯を超えてリバンドを見せた時点で買い増しタイミングを考えながら、配当金を楽しみに長期保有をしていきたいと思います。
投資は自己責任で。
この記事が、少しでもお役に立てたなら幸いです。
これからも情報を発信してまいりますので、どうぞ、よろしくお願いします。
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【高配当投資】三菱UFJフィナンシャルG配当金【16,250円】 – シングルマザー5,000万円貯めるぞ! はなおままのブログ (hanaomama.com)
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