「配当貴族」の花王が下げています。
花王は家庭用品の総合企業でトイレタリー商品で国内首位の会社です。化粧品でも大手です。原料からの一貫生産をしており、独自の物流・販社システムを所有しているのが強みです。
花王の下げが止まらないのはなぜでしょうか?
今日は花王を掘り下げてみたいと思います。
【配当貴族の暴落】花王が下降トレンド 買う?買わない?
配当貴族とは?

「配当貴族」って何?という方にちょっとご説明いたしますね。
「配当貴族」とは、25年以上配当金を増やし続けている企業、増配している企業のことを呼びます。25年間ずっと業績が良い会社ということです。
アメリカには、「配当貴族」はゴロゴロいます。有名なのは、マクドナルド、エクソン・モービル、P&G、IBM、AT&Tなどです。
日本の配当貴族は、花王のみです。
今年度予定通り増配すれば、29年という記録になります。
後に続くのは、小林製薬の20年、KDDI、ユニ・チャームの17年です。
ちなみに、アメリカには「配当貴族」ならぬ「配当王」という増配50年以上のお化けみたいな銘柄もぞろぞろいます。
有名どころは、スリーエム、ジョンソン・アンド・ジョンソン、コカ・コーラなどです。
私は、高配当投資は結構好きなので、マクドナルド、エクソン・モービル、AT&T、スリーエム、コカコーラ、花王などを保有しています。
なぜ、日本唯一の貴族である花王が没落しているのでしょうか?
花王の決算

まずは、お決まりの決算を見ていきたいと思います。
花王が2021年8月3日に発表した中間決算の結果は下記です。
営業利益は、昨年対比で落ちています。増収減益でした。昨年がコロナ特需でしたから、仕方ないかもしれませんね。

配当金は、増加予定です。この通りに増配が行われると、29年増配記録となります。

今期の業績予想は、売上、営業利益、純利益ともに微増です。

中間決算でも対会社予想進捗率は41.9%で、折り返し地点で50%を大きく割ってしまっています。
ただ、花王は過去の決算を見ると、いつも後半で追い上げますので、前半はこんなものだと思います。となると、ここまで株価が売り込まれる原因は決算ではなさそうです。
花王の株価
花王の株価を10年スパンで見ると、9,000円の高値から、6,431円まで落ちてきています。
私も7,400円くらいで購入したので、10万円近くマイナスです。

まとめ【配当貴族の暴落】花王が下降トレンド 買う?買わない?

花王は悪いニュースもなく、決算もそんなに悪くないので、売られ過ぎのような気がします。信用買いの期限で売りが出たのでしょうか?
原料のオイルが値上がりすると業績を圧迫しそうですね。
衛生用品は、コロナ特需が終わり売り上げが減ると思いますが、ステイホームで売り上げが伸びなかった化粧品関係が復活すると思うので、期待しています。
ブランド力もあり日用品なので、長期で見たら知らない間に上がっていたということもあると思うので、しばし忘れて塩漬けしておくつもりですが、とりあえずは11月3日に第3四半期の決算があるので、その結果を見守りたいと思います。
投資は自己責任で。
この記事が、少しでもお役に立てたなら幸いです。
これからも情報を発信してまいりますので、どうぞ、よろしくお願いします。
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【高配当投資】花王の配当金【7,200円】 – シングルマザー5,000万円貯めるぞ! はなおままのブログ (hanaomama.com)
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