【HYGは上がってない】本当に株価は堅調？

年始以来株価が検証に上昇しているため、

「買い遅れたか？取り残されたか？」と不安に思っている方も多いのではないかと思います。

かくいう私も、待ちきれずに少し購入しています。

ただ、この上昇波本物なのでしょうか？ダマシ上げなのでしょうか？

一つ、株価が本格上昇ではないのではないかと思う理由は、以前の記事でも書いた、ハイリスク債券ETFのHYGがまだ上昇をしていないということです。

劣後債は景気後退を加味している状況では、倒産リスクがあり大変危険な投資先になるため資金が流入しません。

ですので、株の本格的上昇を見る際は、「HYGさえも上がる状況か？」を私は見るようにしています。リスクの高いHYGにも資金も流れているのなら、それは本格的な上げ相場だと思うからです。

今の株価の上げは、ショート（信用売り）していた銘柄の買戻しによる上げが大きいと思います。

決算結果もまちまちとはいえ、総じて良い状況ではありません。

景気後退を表す状況に注意

確実に景気後退の足音は近づいていています。

amazon、マイクロソフトなどアップル以外のGAFAMが大量解雇をしていますので、この先徐々に雇用は悪化していくと思います。

GAFAMで解雇された社員は、平均より給与が高いため、求人件数は多いと言っても簡単に就職を決めない、もしくは決めにくい背景もあると思います。

アメリカの個人の消費も徐々に落ちており、貯蓄も増えているようです。

貯蓄が増えると株に投資する人や、大きく買い物する人が増えるのか？

いえいえ、そうとは言えないと思います。

貯蓄の増加は景気後退や解雇を見越して、個人消費を抑えてお金を使うのを控え貯めこんで将来に備えるために起こる現象です。将来の景気後退を心配しているから起こる現象なんですね。

リセッションには注意していきましょう。

徐々にすすめる打診買いは良いと思いますが、一気に全力投球しないよう、決算結果やFRB主要メンバーの発言、重要指標、世界情勢も注意しながら見ていきましょう。

過去のHYGに関する記事はこちらです▼▼▼

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