みなさんは、自分が保有している銘柄やこれから購入しようと思っている銘柄の決算書を見ていますか?チャートの値動きだけで売買していますか?
決算書はその企業の「健康診断」結果です。
しっかり確認するようにしましょう。
今回は、 「必ず見なければならない!」情報 というより、プラスアルファで見られるといいよ!という情報です。
「必ず見なければならない!」情報 は
「【おすすめ】決算書の見方を知り、投資の味方に!【基本編】」に記載しております。▼▼▼
では、応用編を見ていきましょう!
【保存版】【おすすめ】決算書の見方を知り、投資の味方に!【応用編】
決算書を見ているのは投資家の2%と言われています。
その2%のうちでも、前回お話したP/L(業績)の部分だけ見ている方が大多数だと思います。これからお話する情報まで見ている人はさらに少ないと思いますので、ちょっと余裕な目線で見ていければと思います。
決算短信のココを見よう!
こちらは、ちょっと前の花王の決算短信です。決算短信の1ページを見るとほとんどの情報が分かります。

B/S 貸借対照表情報を見る
先日【基本編】で見たP/Lからは業績が分かりましたが、その下に記載のあるB/Sからは財務の状態が分かります。企業を家庭に例えると、貯金やローンの状態のことです。
ここで見てい欲しいのは、「自己資本比率」の部分です。
自己資本比率とは、返済が不要な自分の資本の割合で、どれだけ貯蓄などの資金が盤石かが分かります。
一般的には、70%以上あれば、優秀、40%以上あれば、倒産しにくい企業と見ます。
高いほど安定しているといえます。

私は基本、70%以上の企業に投資をするようにしています。
CF キャッシュ・フロー情報を見る(お金の出入り)
次に、キャッシュ・フローを見ます。
企業が自由に使えるお金のことをフリー(自由)キャッシュ(現金)フロー(流れ)といいます。
キャッシュ・フローがプラスだと銀行などの融資に頼ることなく、自由に企業が設備投資などをできるため、プラスになっているかを確認しておきます。
これは、決算短信の1ページ目にある企業もあれば、10ページ目くらいにある企業もあります。
この資料の花王の場合は、11ページ目にありました。
見方は簡単です。
「営業活動によるキャッシュ・フロー」と「投資活動によるキャッシュフロー」が合算してプラスになっているかを見でください。
この資料の花王の場合、下記のとおりプラスですので〇、OKです。
「営業活動によるキャッシュ・フロー」73,545 + 「投資活動による キャッシュ・フロー 」-35,022 = +38,523
加えて、現金及び現金同等物の期末残がプラスになっていることも確認しておけば、万が一の時に現金が手元にあるため倒産の危機を脱すると見えるので、安心です。

配当金の結果と予想
配当金の予想も決算で見られます。ここに書いているからといって、必ず配当が行われるわけではありませんが、高配当投資をしている方には重要な情報となります。

また、配当性向を記載している企業もあります。(花王には記載はありませんでした。)
配当性向とは、利益のうちどれくらいの割合を配当金に充当したかを表すもので、低いほど良いです。高配当を謳って投資家に人気のある企業でも、利益のほとんどを配当金に回し、成長性や内部留保がなく危険な企業もあります。高配当だけに吊られて、株を買うのは危険です。
調子の良い企業は、配当利回りは高く、配当性向が低いということになります。高配当株を買うなら、こういう株を選ばないといけません。
まとめ【保存版】【おすすめ】決算書の見方を知り、投資の味方に!【応用編】

いかがでしたでしょうか?
決算書は難しい!という先入観をお持ちの方も多いかと思いますが、見慣れると、全く難しくはありません。
健康診断書の様に、見るポイントさえ押さえてしまえば、数分で確認できるようになります。
長期金利が上がってきているアメリカでは、決算をミスすると売り叩かれる状況が続いています。特にアメリカの投資家は決算に厳しいです。
機関投資家は、利益を出す期間が個人投資家と異なり限られているので、短期で利益を出せない企業は保有しないため売り叩くのです。保有株数の多い機関が売れば、その企業の株価は暴落します。
良い決算を出し続けている企業を長期保有していれば、株式で損することはほぼありません。
逆に、決算を全く見ず、ボロボロの肉体の企業の株を保有しているのは、とても危険なことです。
瀕死状態の健康状態の企業を大事に保有しておくことはできません。自分の資産は、健康体の企業に預けないといけません。
自分の大事な資産を守るため、5分ほど、決算書を見るのは当たり前のルーティンにしたいと思っています。
ただ、決算がいいからといって株価がすぐに上がったり、悪いからといってすぐに下がらないことがあるのも事実です。機関投資家と違い、期限に縛られず、長期投資ができるのは個人投資家の最大の利点ですので、短期の上げ下げに左右されず、良い決算を出し続けている企業を長期保有することが投資の最大の正攻法だと思います。
投資は自己責任で。
この記事が、少しでもお役に立てたなら幸いです。
これからも情報を発信してまいりますので、どうぞ、よろしくお願いします。
(投稿は基本偶数日のみにしたいと思います。よろしくお願いします。)
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