「サラリーマンは自営業者と違って厚生年金に入れるから、いいよね~」と思っている方は多いのではないでしょうか。
そう思う理由は厚生年金に加入しているサラリーマンの方が老後にもらえる金額が多いことと、「会社が半分負担してくれる」からですが、本当にそうなのでしょうか?
実際は、サラリーマンは大いに搾取されているともいえるのです。
「海外の所得税は日本よりだいぶ高い。日本は安い。」と聞いたことがある方もいるかと思いますが、それは真実なのでしょうか?
本日は日本のサラリーマンは本当に得なのか?を掘り下げてみたいと思います。
サラリーマンは本当にお得?自営業者とサラリーマンどちらがお得?
公的年金にはご存知の通り「国民年金」と「厚生年金」があります。
簡単にそれぞれの特徴をおさらいしましょう。
国民年金
- 「日本に住んでいる20歳以上60歳未満のすべての人」が加入しなければならない年金
- 「基礎年金」とも呼ばれる
- 現役世代が払う2020年度の保険料は、1万6540/月
- 2020年度の国民年金受給額は、満額で年間78万1700円(6万5141円/月)
厚生年金
- 会社員や公務員が加入する年金
- 厚生年金組合が国民年金保険料を納めているため、基礎年金と厚生年金の両方を受け取れる
- 納める年金も受領する年金も、給与や賞与に連動して変わる
- 会社が半分負担してくれる
では、次に日本の年金制度が破たんしていないカラクリを見ていきましょう。
年金制度、スポンサーはいったい誰?打ち出の小槌が存在する?

「国民年金」は 「日本に住んでいる20歳以上60歳未満のすべての人」が加入しなければならない年金です。「得をする」と分かっていないと誰も入りませんよね?
国民年金は払った金額のおよそ1.8倍を受給できる計算になっています。
つまり得をするしくみになっています。
でも、誰かが得をするということは、誰かが損をしていないと成り立たないんです。じゃないと年金の財政は赤字で、年金制度は破綻するしかないですよね。払った以上に返ってくるっておかしいですよね。打ち出の小づちではないので。
株でもそうですよね。誰かが損をした分が誰かのポッケに入っているのです。
では、誰が損をしているのか?誰が負担しているのか?
それは、サラリーマンです。
なんだか、みんなの年金制度を守るスーパーマンみたいに聞こえてきましたね。笑
厚生年金は給与からの天引きだから、搾取するのに超都合がいいんです。
国民年金の赤字は、厚生年金がカバーしているんです。
つまり、国民年金のスポンサーは国ではなく、サラリーマンということになります。
サラリーマン搾取のからくり
国民年金のスポンサーはサラリーマンと申しましたが、ではなぜ、そんなことが可能なのでしょうか?なぜ、サラリーマンは黙ってスポンサーになっているのでしょうか?
それは、先ほど厚生年金の特徴でも述べた「会社が半分負担してくれる 」というところにあります。
会社が半分負担してくれるというと、「会社ありがとう!サラリーマンってお得!」と思いますが、見方を変えると、それは本来はサラリーマンに支払われるべき人件費を、会社が給与として支払わず、厚生年金や社会保険料として支払っているっていうだけなんです。
ですが、そのような見方をしているサラリーマンがいないので、皆さん素直に「会社が半額負担してくれているんだ!ありがとう!お得だわ!」と思っているところが、この方法の成功点だと思います。
本来貰えるはずの給与をもらえずに、実質は、社会保険料や厚生年金として払っているのですが、そのような見方をしているサラリーマンはほとんどいないと思います。
国がそのように錯覚するようにプロパガンダしているからですね。
もしくは、日本のサラリーマンがとても素直で、純真で、人を疑わないからだと思います。
こうして計算すると、実質は、年収の約3割を国に納めていることになります。年収500万円の方でしたら、実質150万円を収めていることになるのです。
サラリーマンの生涯年収は約3億と言われていますが、3割というと、1億円国に払っているんです。そりゃ、お金持ちになれませんよね・・・。

海外の所得税は日本よりだいぶ高いと聞いたことがある方もいるかと思いますが、それは真実なのでしょうか?
いえいえ、このような隠された搾取分を考えると、日本の税金は決して安くありません。寧ろ高いんです。
総労働時間に比して、アメリカと比べた日本の賃金の安さはこのようなカラクリからだと思います。
自営業者が得をして、サラリーマンが損をする仕組みがしっかりがっちりと出来上がっているのですね。
自営業者の方が設けている気がすると思われている方も多いかと思いますが。
「気がする・・・」ではなく、事実だと思います。
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